みたかFabコンテスト3rd

テーマ「デジタルでつくろう。ハッピーをカタチに」

だれかを幸せにする、こころが豊かになる、3Dプリンター・レーザーカッター・プリンターなどのデジタル加工技術を活用した雑貨、オブジェ等を募集します。

平成30年度「第3回みたかFabコンテスト」審査結果発表

2019年3月15日

「第3回みたかFabコンテスト」では、だれかを幸せにする、こころが豊かになる、デジタル加工技術を活用した雑貨、オブジェを募集し、たくさんの応募がありました。厳正なる審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定しました。また、入賞作品展を以下の日程で行います。

入賞作品展

■カフェ ハイファミリア ギャラリー(三鷹市下連雀3-38-4三鷹産業プラザ1階)
2019年3月20日(水)~3月29日(金)
11:00~22:00 ※火曜日は除く(29日は16:00まで)
■三鷹市役所1階ロビー(三鷹市野崎1-1-1)
2019年4月8日(月)~18日(木)
8:30~17:00 ※土・日曜日は除く(8日は9:30から、18日は16:00まで)

総評

今回のみたかFabコンテストは、全国から応募がありました。専門的・職業上の制作、学校・大学での課題、自分や家族の生活に必要なもの、Fab施設の機械や素材に想像力が刺激された作品、など制作の動機は多岐にわたっています。 二次選考に残った作品には、造形の優れたもの、技術に挑戦したもの、など興味深い点、素晴らしい点がありました。ファブスペースがますます、ハードウエアだけでなく、想像力やアイデアの交換、制作のための情報提供を通して、様々な動機に応え、制作支援をしてほしいと思います。

審査委員長 小林 昭世
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 教授

入賞作品

最優秀賞

rotor petal
■作品名
rotor petal
■所属
広島大学
■氏名
魚森 稜也
■作品説明
この作品は、子どもたちの色彩表現力を豊かにするために考えた、手回しコマです。羽部分はそれぞれ付け替えることができ、様々な色の羽を自由に差し替えることによって、回したときの色の混ざり方の変化を楽しむことができます。色彩表現が豊かな海外と比べて、日本の色彩教育は原色が多用されています。そこで、遊びの中に原色だけでなく、複雑な色の混ざりあいを学ぶことができる知育玩具を考えました。
■講評
完成度の高い作品です。子どものための玩具として、手触りもよく、丁寧な仕上げとなっています。 花弁の回転による混色と、花弁の取り付け角度による効果になんらかの規則性が見い出せると、さらに良い作品となるでしょう。
■使用機器
3Dプリンター

優秀賞

Crowd of Cloud
■作品名
Tetra
■所属
ファインデザイン
■氏名
藤山 鉄己
■作品説明
「Tetra」は4つのコマを合体させて、1つにしたコマです。球体を4つの面でカットして、各面に回転軸を設けシールを貼りました。そのため、どの軸を回しても同じ条件でコマが回転します。不思議な回転で、4種類の各面違う模様・色彩が変化します。
■講評
多軸回転のバランスが良く、技術的な完成度が高い点が評価されました。デザイン的にも美しく、優れていると思います。多面デザインの工夫があり、商品に対するこれからの評価に期待がもたれます。
■使用機器
3Dプリンター/モデリングマシン

優秀賞

冒険の旅に出かけよう!ミシン刺繍を使ったすごろくマット
■作品名
冒険の旅に出かけよう!ミシン刺繍を使ったすごろくマット
■所属
-
■氏名
杉浦 圭子
■作品説明
ベルニナ刺繍ソフトウェアを使用し、オリジナルデザインの刺繍を施したすごろくマットです。 手書きの絵をスキャン、ソフトでトレース、刺繍データに変換、電子ミシンで刺繍をしていきます。 「冒険の旅」がテーマ。船に乗って宝探しに出かけるストーリーです。 ミシン刺繍と手芸手法を組み合わせ、平面だけではなく立体的な表現をすることにより、メリハリと躍動感を出しました。マットは端に紐を通しており、引くとお片付けが完了します。
■講評
カラフルで鮮やか。優秀賞にふさわしい作品です。 ご家族で楽しむことを目的に制作された動機が第一。木、アクリルではなく、布を使い大きな作品に仕上げた点が第二。結果、作品の向こうにはご家族の笑顔が見てとれる点が第三の評価ポイントです。また、多くの素材を縫い合わせた「労作」であることも高く評価されました。
■使用機器
電子ミシン

特別賞

タイマーの逆襲
■作品名
タイマーの逆襲
■所属
-
■氏名
君塚史高・松田壮
■作品説明
スマートスピーカーのふてぶてしさを増大させるための、人型スピーカースタンドとスピーカー向けのアプリケーション。 AI側から「ねえ人間、5秒経ったら教えて」といった感じで時間を尋ねられるという、普段とは逆の体験を提供する。 AIは厳密に時間を計測するので0.01秒のずれも見逃さない。
■講評
いつも時間を聞いてくる人間に、逆にAIから質問する。Google Home Miniの丸い形状を「顔」に見立て、人型のボディを3Dプリンターで制作し、スタンドとしています。アイロニーの効いたアプリとの組み合わせで、何とも魅力的な「ふてぶてしさ」が表現されています。もちろん、通常のスマートスピーカーとして使えるインテリア性も十分です。
■使用機器
3Dプリンター

特別賞

私の欲しかったカレンダー
■作品名
私の欲しかったカレンダー
■所属
-
■氏名
鈴木 悠子
■作品説明
木版のシンプルなカレンダーをレーザーカッターを使用して作ってみたくて考えました。 レーザーカッターでひと月ごとに正方形に分割し、文字の周りを数ミリ削りました。文字の周り以外は彫刻刀で削っています。ひと月ごとに摺ることもできますが、3×4列や4×3列などに組み合わせることでひとつの大きなカレンダーを作ることができます。今回、版を組み合わせ厚紙をくりぬいたものに固定して、ポスターカラーで摺りました。
■講評
昔から使われているような木版画的な風合いがデジタル加工機器を使って再現されているところに発想の良さを感じます。書体やサイズのオーダーとか自分記念日にマークができるなど考えれば、商品として成立する可能性も感じます。
■使用機器
レーザーカッター

特別賞

僕の実験基地
■作品名
僕の実験基地
■所属
小学校5年生
■氏名
飯沼 秀文
■作品説明
自作の手回し発電機です。発電すると、27個のLEDが点滅します。中央の電子基板には、電車の踏み切りで見かける点滅回路を組んであります。電子回路の実験装置として、使うことを考えて作りました。 また、友達にも歯車を回して遊んでもらうことを考えて、『耐久性』を考えて作ってあります。説明がなくてもわかる『シンプル』な作品です。どうぞ、実際に歯車を回して、遊んでみてください。
■講評
思わず触ってぐるぐると回してみたくなる取っ手を回転すると、LEDがピコピコと輝く見た目のアナログ感・手作り感がとてもよいです。不要になったプリンタのモーターをリユースした若きアイデアに将来性を感じます。
■使用機器
3Dプリンター

ファブスペースみたか賞は、ファブスペースみたかで作成された作品の中から選ばれています。

ファブスペースみたか賞

定量ディスペンサー(象型)
■作品名
定量ディスペンサー(象型)
■所属
-
■氏名
山崎 哲幸
■作品説明
料理を楽しく、キッチンに遊び心を与え、菓子やパンなど正確な分量で作りたい際や、料理初心者にとって便利なグッズ。塩や砂糖のストッカーにディスペンサーの機能を持たせ、小さじ一杯や大さじ一杯を量る手間を計量器具を使うことなく2タッチで完了させる。今回は海外の民芸品のような象型だが、キリン・ラクダ・首長竜等の可愛い系デザインにも展開できる。
■講評
象の鼻の長さで分量を調節するというアイデアが大変ユニークです。加えて3Dモデリングソフトとレーザーカッターを使って、複雑な形状でも形にできている点も良いと思います。デジタル・ファブリケーションの強みを十分に活用できている作品だと思います。
■使用機器
レーザーカッター、モデリングマシン

 

 

 

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