ファブみたかコンテスト2nd

テーマ「ハッピーをカタチに」

だれかを幸せにする、こころが豊かになる、デジタル加工技術を活用した小物、雑貨、オブジェを募集した第2回みたかFabコンテストの入賞作品が決定しました。

お問合せ

株式会社まちづくり三鷹 みたかFabコンテスト事務局
住所:東京都三鷹市下連雀3-38-4 三鷹産業プラザ2階
電話:0422-40-9669(代)FAX:0422-40-9750
E-mail:faboffice@mitaka.ne.jp Web:https://fabmitaka.co/mcontest/

平成29年度「第2回みたかFabコンテスト」審査結果発表

「第2回みたかFabコンテスト」では、だれかを幸せにする、こころが豊かになる、デジタル加工技術を活用した小物、雑貨、オブジェを募集し、たくさんの応募がありました。厳正なる審査の結果、以下のとおり入賞作品が決定しましたのでご紹介します。

総評

「第2回みたかFabコンテスト」に、多くの方々からご応募をいただきました。
応募者は、10代から80代までと幅広い年齢の方々、制作の場も、みたかFabスペースをはじめ、FabLab、FabCafe等のFab施設、会社、大学、自宅など様々でした。
審査は、作品の魅力、独創性、発展性、技術力を基準に行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、技術賞2点、奨励賞3点、ファブスペースみたか賞4点が決定しました。今回は、アプリケーションソフトも制作して動く作品は少なく、実用的な作品、造形的に美しい作品が見られたのが特徴でした。
また、受賞に至らなかった作品の中にも、審査委員から評価を受けた作品があったことを付け加えます。

審査委員長 小林 昭世 
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 教授

入賞作品

最優秀賞

Crowd of Cloud
■作品名
Crowd of Cloud
■所属
-
■氏名
浅見 泰則
■作品説明
誰でも扱える簡易建造物のシステムを開発し、それを様々な場所で展開するプロジェクト。簡易建造物の屋根のパーツはアルミフィルムと3Dプリントジョイント、ヘリウムガス等でできています。一つ一つは誰でも持てる大きさで、大がかりな工具も必要なく組み立てることができ、それらを持ち寄り接続して屋根のように浮かせます。自分たちの手でつくり、広げ、減らし、そんな伸縮自在の公共スペースを生み出すことができます。
■講評
とても完成度が高い、実用性がある作品です。特に、風船と風船の繋ぎ目のジョイント部分のデザインに特色があり、磁石を効果的に使った、シンプルな構造で、風船の多様な組み合わせを実現し、空間を美しく、また楽しく演出することができます。
■使用機器
3Dプリンター レーザーカッター

優秀賞

センサーライト(屋内) クラゲ型
■作品名
センサーライト(屋内) クラゲ型
■所属
team TCRR
■氏名
浅古 敏子・浅古 綾香
■作品説明
3DプリンターとカラーLED等を使用して、深海で浮遊しながら光るクラゲのイメージのセンサーライト(屋内)を作製しました。コンセントケース中央部に配置した人感センサーと明暗センサーによって、暗い状況下で人間が近付くとクラゲ(LED)が点滅します。
LEDは各カラーにより明るさが異なり、その調節と点滅回路の作製に時間がかかりました。
■講評
光とクラゲという独特な組み合わせをモチーフに選んだ作品です。人感センサーを組み込んでいて、人が近づくと光り、またこの光は揺れるように動くことをねらっています。発せられた光は壁や天井にゆらゆらと散らばり、海のような空間を作り出すことでしょう。
■使用機器
3Dプリンター

優秀賞

夏祭り
■作品名
夏祭り
■所属
-
■氏名
飯沼 秀文
■作品説明
僕の大好きな『電車』とみんなが大好きな『お祭り』を自分の部屋に小さく再現したジオラマです。『ねぶた』祭りの周りを電車が走り、そして空には花火。大空に打ち上げられた花火をLEDライトの照明を使うことで、本当の花火が打ち上げられたような臨場感を味わうことができます。鮮やかな花火の色は3Dペンによって表現。3Dプリンタの材料であるPLAフィラメントを用いて、見る人を驚かせる花火に仕上がっています。
■講評
作者は小学生で、自分が作りたかった空間を素直に形にしました。子どもの夢のような世界ですが、大人が見てもすーっと入っていける世界を作り出した作品です。
■使用機器
3Dプリンター 3Dペン

技術賞

癒しキューブ
■作品名
癒しキューブ
■所属
ホットドリンク
■氏名
三宅 敬造
■作品説明
穴を開けた3cm角のサイコロと直径1.5cmの棒を組み合わせて9cm角の立方体に組み立てます。ルールはありません、自分で工夫してはめ込み、気持ちよくなれば、最高です。頭も使う癒し系です。今回は3種類の穴開きサイコロですが、穴の開け方は他に10種類以上あります。また完成形は敷板に縦棒9本を固定します。また木のサイコロを溶かしたロウに通して、マホガニー調に仕上げました。樹脂より木は味があっていいですね。
■講評
同じものがたくさんできるデジタル加工機の特徴を活かして、それをおもちゃのような形にした良い作品です。
■使用機器
3Dプリンター 卓上ボール盤

技術賞

左右兼用カッターナイフ
■作品名
左右兼用カッターナイフ
■所属
-
■氏名
山崎 哲幸
■作品説明
利き手に合わせてパーツや刃の向きを変えたりすることなく、左右どちらの手でも同じ使用感を実現したカッターナイフです。必要最小限のパーツ構成ですが、替刃交換時の安全性にも考慮してあります。利き手に関係なく個人の使用はもちろんですが、右利き左利きが混在する学校・オフィス・グループ等の複数人で共用するのに最適だと思います。
(※特許取得済 特許第5588083号)
■講評
左利きの人も右利きの人も使える左右兼用のカッターナイフを、切削マシンで作った作品で、たいへん緻密な加工がされています。
■使用機器
モデリングマシン

奨励賞

aqueduct
■作品名
aqueduct
■所属
広島大学
■氏名
魚森 稜也
■作品説明
水は重力にしたがって高いところから低いところへと流れていく。そのため、古来より街に水を運ぶために水道橋が建築されました。「aqueduct」は、ガラス玉を水に見立て、組み合わせたレールの上を転がる水の流れを視覚化しました。ガラス玉は重力にしたがって転がるため、頭を使ってブロックを配置する面白さがあり、完成後は美しい列柱アーチのオブジェとして飾ることもできます。こどもから大人まで楽しんでいただければ幸いです。
■講評
一つ一つのパーツを3Dプリンターできちんと設計・デザインし、角度の部分を調整していかないとビー玉は回っていきません。そこには高度な技術が必要とされますが、見事に作品として完成しています。
■使用機器
3Dプリンター

奨励賞

Twisted Squares
■作品名
Twisted Squares
■所属
武蔵野大学「パズルで空間」プロジェクト
■氏名
金子 貴博+園田 哲郎+前田 泰彰+内山 駆+吉田 壮平
■作品説明
レーザーカッターによって制作したランプシェードです。四角いフレームを、少しずつ角度をずらして積み上げたシンプルな形態です。MDFをレーザーカッターで切り出して制作しました。直方体がねじれていくという単体では作りにくい立体も、3Dソフトとレーザーカッターによって制作が可能となりました。同時に様々な形のランプシェードを作る可能性も示しました。木の隙間から溢れる優しく暖かい光が、ささやかな幸せを周囲にもたらすことでしょう。
■講評
デザイン的にも美しく、一つ一つのねじりの部分の調整は技術的な要素が必要とされるところだと思います。それを具現化したところが素晴らしい作品です。
■使用機器
レーザーカッター

奨励賞

Eyebrojector
■作品名
Eyebrojector
■所属
津田塾大学
■氏名
松本 華歩
■作品説明
Eyebrojector = eyebrow + projector スマートフォンに装着しライトを照らすことで、自分の眉毛に理想の眉毛を映し出します。その光をアイブロウでなぞれば、素敵な眉毛を描くことが出来ます。 眉毛のテンプレートは交換可能です。Eyebrojector用に制作したスマートフォンアプリで、自撮り画像にテンプレートの眉毛をのせてシミュレーションをすることも可能です。
■講評
スマートフォンを使ったり、アナログの紙をどう構成して自分の眉毛に投影するかというアイディアがユニークです。それを劇画の主人公だったり、女性アーティストの頭文字などネーミングもかっこよく、楽しく使える工夫の見せ方など、プロモーションビデオのこだわりがあってとても素敵な作品だと思います。
■使用機器
レーザーカッター

ファブスペースみたか賞は、ファブスペースみたかで作成された作品の中から選ばれています。

ファブスペースみたか賞

君の作品を無限に
■作品名
君の作品を無限に
■所属
-
■氏名
横堀 陽子
■作品説明
我が子が何気なく描いた絵や文字は、親にとって何よりも愛らしい作品。そして誰かに見せたいもの。ハンコにして年賀状やカードに押せば、たちまち親子共同作品になります。子どもの成長過程の一瞬を閉じ込めたほっこりスタンプです。生まれたばかりの赤ちゃんの手形をハンコにしても素敵です。持ち手に名前や年齢を彫り、いつ描いたかわかるようにしました。
■講評
お子さんの小さい時の作品を形に残すといってもなかなか見るチャンスはありませんが、ハンコにしていろんなものに押せば、目にするチャンスも多く楽しい記録としていつまでも残すことができます。そういうアイディアを評価しました。
■使用機器
レーザーカッター

ファブスペースみたか賞

HAPPY COOKIE
■作品名
HAPPY COOKIE
■所属
-
■氏名
■作品説明
オリジナルキャラクター「すずめ」のイラストを3Dプリンターを使って、クッキー型にしました。「普通の顔」「眠そうな顔」「怒っている顔」3つの表情のクッキーが作れます。外側の輪郭の型と表情スタンプ型をあわせて、クッキー生地を型抜きをしたらオーブンで焼いて完成! アイシングやチョコペンで飾り付けても楽しいはず。もちろん、パッケージも合わせてオリジナルです。
■講評
パッケージにまでこだわっていて、出来上がりが女性に共感される作品に仕上げています。これなら自分でオリジナルクッキーを作ってみようかなと思う方も多いのではないでしょうか。ほかの型が欲しいと思う人がいたら、自分で作る方法もあるんだと気づきを与えられますね。
■使用機器
3Dプリンター

ファブスペースみたか賞

ガリガリ飛行機
■作品名
ガリガリ飛行機
■所属
(有)ファイン デザイン
■氏名
藤山 鉄己
■作品説明
紙の可能性・不思議・美しさを表現しました。紙を組み立てるプロペラ紙飛行機です。レトロなプロペラ飛行機で、オブジェとして楽しめます。また、この飛行機はギザギザをこすると、プロペラが回転します。機体の振動をプロペラの回転に変える不思議な飛行機です。慣れて来ると高速回転・逆回転も可能です。工夫した点は、紙の厚さとギザギザのピッチについてで、レーザー加工機で何種類も試作検討しました。
■講評
プロペラ紙飛行機の本体のギザギザをこすると、プロペラが回転するというアイディアや夢のある作品です。発展性も期待できると思います。
■使用機器
レーザーカッター

ファブスペースみたか賞

パンツはきエイド
■作品名
パンツはきエイド
■所属
-
■氏名
神宮司 房義
■作品説明
脳梗塞により半身不随となり、パンツをはくにも自分一人でははけない状態から、人の手を借りずにはけないかを考えて作りました。形は単純ですが、これがないと暮らせない重要な支援具になっています。
■講評
ご自身の実体験からできた作品ということで、経験者でないとわからない部分が生かされた良い作品だと思います。材料やサイズなどを工夫すれば商品化も夢ではないでしょう。
■使用機器
レーザーカッター

平成28年度第1回「みたかFabコンテスト」審査結果発表をみる

 

 

 

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