研究会レポート
「あたらしいものづくり」という視点で、3Dプリンターなどを配備した「コミュニティの場」としてのファブスペースについて、平成26年6月から8月に研究会を実施しました。そして、このスペースは、「ものづくりや学びをとおして、あらたなコミュニティの創出をめざすスペースとして活用する」という一定の方向性がでました。また、このスペースの活用については、ワークショップ形式で作りあげていくこととし、武蔵野美術大学教授にコーディネータを依頼し、平成26年10月から12月にかけて3回のファークショップを実施しました。
第1回ワークショップ 各国ファブラボ事例紹介1
「ファブスペースみたか」キックオフイベントとして、ニュースやネットで話題の3Dプリンターを体験するイベントを開催しました。
3D CADが全く初めての方でも、フリーの3D CADソフト(Autodesk 123D Design)を活用して(ベースとなる形状を使って)実際に操作しながら3Dモデリンクを学びました。
また同日、「こんなファブスペースにしたい」という、ものづくりが好きなみなさまの思いを形にする場として、「ファブスペースみたか」ワークショップを開催しました。

第2回ワークショップ 各国ファブラボ事例紹介2
ものづくりや学びなどをとおして、コミュニティを創出し、地域をさらに元気にして行こう!をコンセプトに
「こんなスペースがあったらいいな」「こんなスペースにした」をテーマにハード面、ソフト面からワークショップで検討しました。

第3回ワークショップ ファブスペースみたか こんなにしたい!
こんなスペースにしたい!をテーマに部屋の設えなどについてワークショップをおこないました。
具体的なイメージを持つためにミニチュアの椅子や机のイメージを見ながら意見だしをしました。
ものづくり・まちづくりのための多様な人々が集う場としての意見を頂戴しました。